ピアノ椅子には数多くの種類があります。もちろんいろいろなピアノ椅子メーカー(ヤマハ・吉澤・甲南・イトマサ・イトーシン)がありますが、その中でピアノの先生・生徒目線ではなく、ピアノの調律師さんはどういう基準で見ているのでしょう。このサイトを見るだけで座るだけのものと思っていたピアノ椅子が、家具の椅子を選ぶ時の様に真剣になって頂けると思います。

今回まずお伝えしたいのは、ピアノの納品の際にくっついってきた椅子は、もうすでに消耗している可能性が高いということです。他の椅子に比べて、擦れることが多くまた長い時間演奏することで汗を吸い込んでいます。実は段々座り心地が悪くなっているのです。つまりピアノ本体と椅子は寿命が異なるのです。消耗した合わない椅子を使用していると腰痛の原因にもなりますし、演奏の動きに支障が出てきます。

ピアノ本体が200年近くほとんど進化していないのに対して(これは中のアクション構造が全く変わっていないから)、ピアノ椅子はいろいろと研究され進化していますので、この機会により自分に合ったピアノ椅子を選んでみませんか?

 

ピアノ椅子の種類

背もたれタイプ

幼児教育者の最も人気のある椅子がこの背もたれ付きピアノ椅子タイプです。外見からも分かる通り、背もたれが付いていますので、小さいお子様の後方への落下防止もなります。また大人にとっては、ハンガーの代わりにもなりますので、上着を掛けて置くことも出来ます。高さ調整は後ろのつまみを上下に指で挟んで動かします。ストッパーも付いているものがほとんどで安全性も考慮されています。音楽教室でもし迷ったらこちらをおすすめ致します。

ベンチタイプ

ピアノメーカーにとってみると在庫の倉庫が小さく済むので、販売価格的にもお手頃な値段のものが多く存在します。送料の上でもベンチタイプの方が、3辺の合計が小さいので安くすみます。また気づきにくいメリットとして、このベンチタイプは背もたれが無い分、椅子の後ろから簡単に座ることが出来ます。発表会の際、ドレスを着ていた場合にそんなに気にせず椅子に座ることが出来ます。また隠れる部分が少ないので写真撮影にも最適です。

デジタルピアノタイプ

デジタルピアノ自体調律師さんは全くおすすめ致しません。おすすめはしませんが、デジタルピアノ椅子のメリットを挙げるとすると、小さくて軽いことです。デメリットとしては長時間演奏するとクッションが薄いので、お尻が痛くなることがあります。なので電子ピアノやデジタルピアノを使用している時でも椅子だけは普通のベンチタイプを使用することが多いです。あくまでもデジタルピアノ椅子は、短時間の使用に向いていて簡易的な椅子だということを踏まえてお使いください。

番外編(くるくる椅子)

50年前に流行った丸椅子で、くるくる回すと高さが変わります。ストッパーが無かったので、椅子の上に乗ると足を取られて転倒する人が多かったものです。今まだ販売はされていますが、危険なので全くおすすめ致しません。トップカバーのレトロな飾りと椅子の飾りが揃っていたので、中世の時代を醸し出して人気がありました。

 

以上のピアノ椅子はご自宅に来ている担当の調律師さんにご依頼ください。

もしご覧の方の中でピアノの売却をご検討の方がおられましたら、

こちらをご利用頂きたいと思います。

調律師さんがピアノ買取の電話窓口対応致します。

ピアノ買取のフォルティッシモです。