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あなたの知らないピアノ椅子の世界を調律師がご説明致します。

ピアノ椅子の名デザイン。楽しむひと時をお過ごしください。

今回は老舗メーカー5社のピアノの椅子をチョイス!

ピアノ椅子メーカーの歴史はピアノの歴史と言っても過言ではありません。ピアノの創生期の1940年代から1960年代に創業した老舗メーカーです。どれもすばらしい椅子ばかりで、椅子業界でも十分認められる丈夫な商品となっています。

ピアノ椅子を選ぶポイント!

背付きタイプまたはベンチタイプどちらにするか。

皆様小中高と音楽室や体育館にピアノを見る機会は多かったと思います。そのピアノの傍らには必ずピアノ椅子がありました。
この椅子がどちらのタイプだったか、少し思い出してみてください。
昔々の日本のピアノ業界ではえんじ色のくるくる回る丸椅子が主流でした。それに替わって段々と背付きタイプとベンチタイプが主流となりました。 これからもこの二つのタイプでピアノ椅子は続いていくと思われます。 ではそれぞれの長所と短所をお話ししましょう。
まず背付きタイプの長所は、バランスの良さということが言えます。
小中高の学校に採用されるほとんどがこの背付きタイプです。
背もたれがあることで子供の後ろへの安全配慮と、つまみで簡単に高さ調整が可能なのでより早く出来きます。またちょっと上着を掛けて演奏中したい時も背もたれが活躍します。 逆に短所はというと、少しベンチタイプに比べてお値段が高いことと、ハンドルのような無段階高さ調整ができないことです。
一方ベンチタイプはというと、コストの面で安いことがメリットです。これは自宅で組み立てられる椅子の発達と通販市場の拡大によるものだと思います。そのほか発表会などでドレスを着てのカメラ撮影の際は、背もたれが無い分アングルを選ばすにきれいに写真が取れます。
また車で持ち運びの際は、場所を選ばず積み込めるのも良いです。
どちらも魅力的なピアノ椅子ですが、ピアノ本体を買ってしまうと付属の椅子を使うことになるので、ピアノ購入の前に豆知識として見て頂きたいです。

背付きタイプまたはベンチタイプどちらにするか。

何色の椅子を買うか。

昔はピアノと言えば黒でしたので、ピアノ椅子も黒が圧倒的に多かったです。これはピアノやクラシックコンサートで黒のピアノが使われている影響があります。未だにグランドピアノといえば黒というのが定番となっています。
最近はインテリアを考えた家具ブームにのって、木目のピアノが多くなり同時に椅子も木目調を購入する方が増えました。
基本はピアノの本体の色に椅子の色を合わせて買うことですが、例えば他の木目調の楽器ハープを持っていて出張演奏に持っていく場合や、2台目の椅子購入で普段使いする場合などは色が違っても面白いと思います。

何色の椅子を買うか。

真っ直ぐ脚または猫脚どちらにするか。

ピアノ椅子には足の形が二つあります。真っ直ぐ脚(直脚)と猫脚です。ピアノの鍵盤板を支える細い支柱がこの二種類あるため、ピアノ椅子も対応したものが作られています。
基本的にはその支柱が真っ直ぐ(ストレート)脚なら真っ直ぐ、猫足なら椅子も猫脚を選んで頂くのが良いと思いますが、ピアノを弾かない時に少し目線に入りやすいのが椅子の脚でもありますので、少しおしゃれな猫脚でも良いと思います。

真っ直ぐ脚または猫脚どちらにするか

ベンチタイプならハンドルは片側のみにするか両側にするか。

背付きピアノ椅子は上下カタカタいって止める段階的調整ですが、ベンチタイプはハンドルを回すことでより細かい高さを調整出来る無段階調整です。
片側だけにハンドルが一個あるものと、両方にありハンドルが二個付いていて、両側から回すことができるものがあります。
機能的には両側にあったほうが良いですが、デザイン的にハンドルが片側しかないのが好きな方もいます。

ハンドルは片方にするか両方にするか

座るところ(座部)のボタンはいくつにするか。

ピアノ椅子の座るところ(座部)には飾りのボタンがあるものとないものがあります。定番商品は4個から6個のボタンですが、中には10個付いているグレードが高い椅子もあります。
ボタンの上に座ったときに空間が空いてお尻が涼しいと思う方と、中には少し気になる方もいるので、ボタンの有無を考えましょう。

座るところ(座部)のボタンはいくつにするか

座部の生地をどれにするか。

ピアノ椅子の座部の生地のほとんどが塩化ビニールで出来ています。耐久性とお掃除がし易いことからこの生地が使われています。
その次に多いのが布地です。生地のセミオーダーメイドも中にはありますので、人とは違う椅子の色やデザインをお探しでしたら布地となります。
その次は本革となります。椅子の最高グレードで、コンサート会場のピアノ椅子などに使われています。どの生地が良いか検討しましょう。

座部の生地をどれにするか

脚キャップ・脚フェルトが付いたものにするか。

ピアノ椅子の脚の底とフローリングの接地面にキズ防止グッズを取り付けたものが多く販売されています。
真っ直ぐ脚(直脚)の底には樹脂製で四角形の脚キャップをはめ込み、猫脚の底にはフェルトで出来た丸形の脚フェルトというものを両面テープで貼り付けています。
どちらも長く使うと消耗するところなので、たまに椅子を裏返してチェックしてください。

脚キャップ・脚フェルトはついたものにするか

重さはどのくらいのものにするか。

ピアノ椅子が重いと感じている先生や生徒さんは多いと思います。軽いもので6キロ位、重いものに至っては20キロ以上あります。
見た目が木で出来ていますので軽いと思って持ち上げてみると意外と重い。これは高さ調整の為の金属部品が付いているので重たいのです。
特にベンチタイプは腰をぐっと低くしないと両手で持ち上げられませんので、より重く感じると思います。
今の年齢と今後のピアノライフを考えながら重さを少し考えてみてください。

重さはどのくらいのものにするか
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